自己破産した元社長のブログ

自己破産について個人的なメモを残します。自己破産しようとしている会社経営者の助けになれば良いかなと思います。

【自己破産手続きその1】自己破産の申し立て

代理人弁護士による自己破産の申し立ての日がXデーと同じ日であれば良いのですが、私の場合、Xデーから申し立て日まで数日ありました。

申し立ての書類が大変だったのでしょう。もしくは、代理人弁護士と交わした契約書に、申し立て日までの引き継ぎ額に対して、報酬が変動するという内容の項目があったため、弁護士側は利益を最大限にするという意図もあったのかもしれません。

■Xデーから申し立て日までの日が一番辛かった

当初、Xデーと申し立て日は、同じ日もしくは1日違いだと思っていたのですが、なかなか申し立てをしてくれなかったため、私は対応に困りました。

と言うのも、申し立て日の翌々日頃までは、営業を終了すると言ってはいけないのです。

債権者でも債務者でもない顧客からは、仕事の依頼が結構入ってきましたが、仕事をすると答えてもいけないし、会社の閉鎖も伝えてはいけないという摩訶不思議な状況。仕事は受けられませんという謎の回答しかできません。

また、Xデーに法人の電話とFAXはストップさせたため、私の携帯電話番号を知っている一部の債権者から着信もありました。(代理人弁護士から連絡しないように言われているため出れない)

この期間、精神的に辛いものでした。

■Xデーから自己破産申し立ての期間にしたこと

Xデーから申し立て日の間までに、2回だったかな。代理人弁護士と打ち合わせがありました。

打ち合わせ時間は、各90分程度。提出する書類にミスがないように、念入りに打ち合わせをした記憶があります。

打ち合わせについては、「明日○時に来所できますか?」みたいな感じだったので、代理人弁護士の事務所が遠い場合は、予定を入れないようにした方が良いと思います。

また、Xデーから申し立ての期間に法人口座に入金予定がある場合、入金があれば弁護士に報告し、弁護士の銀行口座に振り込むという作業が必要でした。

これは、法人口座から行い、振込手数料が引かれて残高0円になるように振り込んでいました。