【自己破産手続きその4】引っ越し
自己破産の手続きに入って困ることと言えば、住居の問題。
手続きに入って、2週間くらいはその時の家に住むことができますが、それを過ぎると住み続けるのが困難になります。
※家賃を支払い続けることができるなら可能ですが、現実問題として難しいと思います。結婚していて、旦那もしくは妻の収入がある程度あれば、可能。
■引っ越しで受ける制限
お金がないから引っ越す。その時、真っ先に思い浮かべるのは実家です。家賃がタダみたいなものですからね。
しかし、そう甘くはありません。
現在地が東京で、実家が千葉県であれば、恐らく問題ないでしょう。しかし、現在地が東京で、実家が大阪府の場合、引っ越しの許可が出ません。静岡県でも恐らく無理でしょう。
要するに、近くなければいけないのです。
■引っ越し先
選択肢としては、限られています。
- 新しくマンションを借りる
- 知人の家に居候させてもらう
- シェアハウス等に入居する
- 寮付きの職場で働く
これくらいでしょうか。
引っ越し先の確保については、本当に重要なので、自己破産をする前にどうするか決めておいた方が良いと思います。(マンションを借りるという選択肢は、敷金・礼金・仲介手数料を捻出する余裕はないと思います)
ちなみに、私の場合、「明後日退去してください」という指示がいきなりきました。かなり困りましたね。
■住民票の移動
引っ越しをすると、住民票を提出する必要があります。
引っ越しして気づいたのですが、現在住んでいる場所で転居届を出した後じゃないと、引っ越し先で住民票が取れないんですね。
引っ越し後に往復する羽目になりました。この時期になると、交通費も勿体なく感じるので、住民票の移動については計画を立ててやった方が良いと思います。
まぁ、制度が悪いと思いますけどね。