自己破産した元社長のブログ

自己破産について個人的なメモを残します。自己破産しようとしている会社経営者の助けになれば良いかなと思います。

【自己破産の手続きその6】債権者集会

債権者集会。これは、自己破産する人が待ちわびる大事な日。

遅刻は許されないので、私は30分以上前に現地に行きました。

■債権者集会の服装

スーツが一般的とのことで、私もスーツで行きました。

ネクタイは不要。ちなみに、弁護士も管財人も裁判所の人もスーツでした。

債権者は、スーツの人も私服の人もいました。

■債権者集会

人数は数えていませんが、100人くらいはいました。

東京の場合、午前と午後に分かれて、まとめて債権者集会を行います。

1つの会場に、自己破産者、債権者、管財人、弁護士、裁判官といった感じで全ての人がいる感じ。

テーブルがいくつかあって、各テーブルに呼ばれたら行くといった感じ。

印象的なのは、裁判所の人の喋りがハキハキしすぎていたこと。軍隊かって感じのハキハキ具合で、ハッとする感じでした。

※法人とその代表者の自己破産が多かったですが、「○○こと○○」というように、在日の方も多かったです。私の債権者集会の日は。

■私の債権者集会

ネットの事前情報では、債権者が来ることは稀みたいに書かれてましたが、ガッツリ来ていました。

弁護士からは、債権者集会の会場で、銀行は来る可能性が高いと伝えられたのですが、いざテーブルに座ってビックリ。

あの瞬間は、それなりに動揺しました。だって、1mくらいの距離に向かい合って座るのですから。

そして、動揺した最大の理由は、債権者集会に来た方々が誰だか分からなかった点。会ったことない人がほとんどじゃないだろうか。

自分とその法人の債権者集会なのに、部外者みたいな感じがしました。

ちなみに、債権者集会は、管財人が報告書を読み、他の人は聞いているだけ。質問もありませんでした。

発言したのは、管財人と裁判官だけ。そんな感じなのが、債権者集会です。

※BtoCの商売をしていて、個人の債権者を多数抱えると紛糾するそうです。