【自己破産の準備その1】通帳の準備
自己破産をする予定なら、真っ先に取り組んでおいた方が良いことがあります。それは、通帳の準備。
通帳の記帳具合によって、準備に時間がかかる場合があるので、注意が必要です。
■通帳は過去2年分の取引履歴が必要
自己破産において、自己破産する予定の日から過去2年分の通帳の入出金履歴が必要になります。
法人の銀行口座であれば、決算等があるため、必ず通帳は記帳するものですが、個人の銀行口座、とりわけ使う頻度が低い銀行口座については、記帳し忘れている場合があるはず。
記帳し忘れていた場合、一定期間だったか一定件数以上の履歴になると、おまとめ記入(合計記帳)されてしまいます。
おまとめ記入状態では、自己破産の手続きに入れないため、必ずその期間の明細が必要になるのですが、その明細の入手がかなり厄介。
銀行によるので一概には言えませんが、入手するのに10日程度と1,000円程度のコストがかかります。
費用は安価なのでどうでも良いですが、日数がかかるため、自己破産を検討しているのであれば、過去2年分の通帳の記帳は真っ先に済ませた方が良いと思います。
※私の場合、期限ギリギリで準備したため、少し危なかったです。